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2010年10月29日
厚生労働省発表:不払い残業代116億円、1,221社に是正指導
厚生労働省より「賃金不払残業(サービス残業)是正の結果まとめ」についての発表がありました。(10月21日)
これによると、全国の労働基準監督署が、平成21年4月から平成22年3月までの1年間に、残業に対する割増賃金が不払になっているとして労働基準法違反で是正指導した事案のうち、100万円以上の不払残業代(割増賃金)が支払われた企業数は1,221社で、不払残業代の合計額は116億298万円だったとのことです。
また、1社当たりの不払残業代支払い額の平均額は950万円、労働者1人当たりの平均額は10万円だったとしています。
今後も、サービス残業については労働基準監督署による重点的な監督指導の実施が予想されます。
詳しくはこちら、「平成21年度 賃金不払残業(サービス残業)是正の結果まとめ」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000ufxb.html